「大きすぎる家を、コンパクトに」
施主様ご家族は、もともと6人家族。
お子様が自立するまでは、大きな家で広々と子育てできることに生きがいを感じていました。
子育てもひと段落し、お子様が自立、夫婦二人で暮らすようになり、いろいろと不便を感じるようになっていきました。
例えば・・・
大きな家だから、暖房費などの光熱費が当然大きな負担となる。
使わない部屋もあり、結局は物置のような使い方しかできない。
30年前の家は、個室で仕切られている設計で、部屋によっては暗く、寒い。
など。
そこで、「減築」という決断をされました。
「減築」ってあまり聞きなれない言葉ですよね。
その言葉通り、大きな家を小さくするということです。
建物を半分に削り、残った半分を思い通りの設計で、リノベーションするのです。
結果、
壁で仕切られている個室は、思い切って壁を取り払い、開放的な空間に変身。
もともとはなかった吹き抜けをもうけ、2階から光が入るようになりました。
断熱材を今までの倍以上にし、冬は暖かく、夏は涼しい、健康的な家になりました。
照明もすべてLEDに変え、省エネにもなりました。
段差のあった箇所もすべてフラットにし、老後を考えたバリアフリー仕様にしました。
何より、夏目デザインの家の特徴である、1階と2階の温度差のない、一年中快適に過ごせる家が出来上がりました。
このリノベーションは施主様に大変喜ばれ、ご満足いただきました。
今では、愛犬とともに開放的な空間で、健康的な暮らしをされています。