建築にかかわる仕事はなにも、建物を作るばかりではありません。
古くなって傷んでしまった建物、使う人が居なくなってしまった建物を取り壊して
新しく建て替えたり、その土地の使い方が変わっていく事もあるでしょう。
空き家になってそのまま放置され、その土地が使われなくなってしまうのは
とても勿体ないし寂しいですね。
今日は少しノスタルジーで真面目な加藤です。(笑)
その土地に営みがあって、ずっと愛され続けていくため
その土地を再生していくためにも、建物の解体は重要。
それと建築屋としても解体工事はとても面白いです。
壊すだけなのに楽しいのか?と思うかもしれません
しかし、営みが無くなって家財が無くなった状態での建物としての面白さ
壁や天井を剥してしまい見えなかった部分が現れた、構造の美しさは外の時にしか味わえません
工事前は、一見古く汚れてきた住まいですが
一つ一つ剥されていく事で建築の魅力を再発見できます!
そんな現場を見ていると、本当に必要なものが何なのか
当たり前と思っていたものでも、不要なものは作らなくていいのではないか
そんな感覚が磨かれていくようながします。
これも、仕事を依頼をしてくださった方がいるおかげ
これからも日々の出会いに感謝して、たくさんの建築に関わっていきたい。
ではまた。