先日の佳き日、豊橋市にて地鎮祭を執り行わせていただきました。地鎮祭(じちんさい)とは、お家を建てる土地の神様に、土地の利用を許可してもらうよう祝い鎮める儀式のことをいいます。また、その土地の上に建てる建物の工事の安全と家の繁栄を祈願する儀式でもあります。正式には、「とこしずめのまつり」と呼びます。
こんにちは、愛知県豊橋市にある工務店、夏目デザイン のふみちゃんこと松井瑠夏です。
さてさて、先日、我が家の地鎮祭がありましたので今回は地鎮祭についてお伝えしていきたいと思います。
地鎮祭っていつからあるの?
地鎮祭は、西暦690年ごろ(持統天皇期)にはすでにその記述があり、土木・建築などに伴う祭として行われていたとされています。 今2020年なので1330年前も前から存在する伝統行事ということですね。しかし、地鎮祭が建築儀礼として広く普及していったのは、江戸時代後半になってからだと考えられているそうです。
マイホームの工事着工前に執り行われるこの地鎮祭ですが、必ず行わなければいけない儀式でもありません。実際に地鎮祭をしない住宅会社さんもあります。しかしながら、いくら時代が移り変わっているとはいえ、変えていいものと、変えてはいけないものがあるのも事実。やはり、このような伝統的な儀式は大切にするべきだと夏目デザインでは考えています。
具体的に地鎮祭ってどんなことをするの?
地鎮祭の儀式は、30分〜1時間くらいです。地域によってやり方が異なることもありますが、このあたり(愛知県豊橋市)で一般的な当日の流れをご紹介しますね。
【修祓(しゅばつ)】
神主さんが、大麻(おおあさ)を左右に振って、参列者と祭壇に飾られたお供え物にお祓いをして清めていきます。
【降神(こうしん)】
氏神様を祭壇に迎える儀式を行います。神主が「オォ~」と声を発する儀式ですが、これは、神様が降臨されるので失礼のないようにと注意を促す意味があります。
【献饌(けんせん)】
酒と水のふたを取ってお供えをし、神様に祭壇のお供え物を食していただく儀式です。
【祝詞奏上(のりとそうじょう)】
神様に土地にお家を建てることを告げ、これから工事が安全に進むことを祈ります。
【四方祓い】
神主さんが土地をお祓いし、米・塩・白紙で清めます。
【地鎮の儀(とこしずめのぎ)】
工事が安全にできることを祈る祈願で、施主様・設計士・施工者によって儀式が行われます。
鎌で草を刈る動作、鍬で盛砂を崩す動作、砂を均等にならす動作の3つを行います。
【玉串拝礼】
参列者が一人ずつ祭壇の前まで行き、玉串を神に捧げます。このとき、神主から玉串を横向きに渡されるので、そのまま右手で上から玉串の根元を持ち、左手で下から葉の方に添えるようにして持って祭壇まで進みます。
祭壇の前に立ったら一礼をし、玉串を時計周りに廻して葉の部分を祭壇に向け、工事が無事に終えることをお祈りします。その後、左手で玉串を時計周りに廻し、葉の部分を自分に、根元の部分を祭壇に向けて納めます。最後に、一歩下がって2礼2拍手1礼をして終わりです。
【昇神】
神様に元の場所へとお帰りいただくための儀式。最中は全員が起立します。
【閉式】
神主さんが儀式の終了を告げて、地鎮祭は終了します。
こんなに覚えきれない~という方も安心してください!!神主さんや工務店側が地鎮祭が始まる前に教えてくれます。(事前に資料をいただいておくのもいいですね♪)
今回の地鎮祭、主人と娘と義母と一緒に参加しました。義母も地鎮祭に参加するのは初めてだったみたいで
娘と楽しそうにお米でお祓いしていていい思いでになってよかったです♪
神主さんは主人の職場の知り合いの方にお願いしました。
とってもいい方で家相も少し見ていただき安心安心♪笑
浜松からはるばるありがとうございました!
土地を使わせていただけることに感謝し、安全に工事していきたいです!
ちなみに我が家は北西向きの土地になります。ちなみにちなみに、平屋のお家が建ちます。ちなみにちなみにちなみに、超絶シャレオツ(おしゃれ)なお家が建ちますので完成を今か今かとお待ちくださいませ。
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