Allergy friendly home
「日本を愉しむ家」
家族の健康を育む家づくり
アレルギーに優しい家
当人とご家族に切実な問題
「アレルギー」を徹底的に考える。
3人に1人が悩んでいるといわれる「アレルギー」は、当人や家族にとって切実な問題であり、日ごろの暮らし方と切り離せません。家庭のあり方をはじめ、学校生活や仕事の仕方にも影響を与えます。夏目デザインの代表を務める夏目学も3歳の時に発症。アレルギー性のぜんそくで苦しみました。深夜に母親に背中をさすってもらっているうちに日の出を迎えることが幾度もありましたが、母は心身ともに神経を使ったはず…。負担をかけました。建築家を志したのは、『アレルギーに優しい家を建てられないものか』という思いからでした。それが夏目デザインの原点です。
アレルギーの原因Causes of allergy
アレルギーは①ダニやカビ ②大気汚染 ③室内汚染 ④ストレス ⑤食生活の変化 ⑥運動不足…を原因として引き起こされます。なかでも、①ダニやカビの防御や③室内汚染対策に④ストレスの軽減は設計士・建築家の仕事。その基本的は考え方は次の通りです。
夏目デザインのアレルギーの対策Allergic measures
01
- ダニやカビを防ぐ
日当たり、通気、気密と換気の温熱設計 - ダニは、カビがはえるところに棲息します。カビはダニのエサなのです。したがってカビ対策がダニ繁殖を抑える一番の決め手。カビが好む環境を排除する必要があります。当たり前のことですが、カビは湿気のあるところが大好き。部屋の隅々まで湿度を安定的に保つことが大事になります。そのために欠かせないのが…
『建物全体の日当たりを計算した位置取り』
『風が効率的に通る窓や通気口の設置』
『湿度の侵入を防ぐ気密性と室内全体の換気、温度管理を実現する温熱設計』
といった機能や機構です。一見、矛盾するように感じられると思いますが、これを一体として実現する家をご提案いたします。
02
- 室内汚染には空気の流れを計算した
空気循環システムで - 細かく仕切られた空間はプライバシー保持には有効ですが、一方で空気が滞留するため、埃やCO2によって汚れていきます。加えて、部屋毎にエアコンを設置して空調管理しなければなりません。加えて、エアコンや通気口は建物上部の天井付近にあるため対流によって埃が舞い上がることにもつながります。夏目デザインでは、プライベートスペースを確保しつつ、空気の流れを計算した高さのある空間を提案。1階と2階が連動して緩やかに空気循環するシステムを考案しました。時間帯や季節によっては自然風を室内全体に導き入れる一方、屋外にフィルターが装備された換気ファンを設置し、新鮮な空気を取り入れ室内全体に循環させながら排気します。また、汚れた空気の吸気口を床に設けることで、埃やチリ、花粉が舞い上がるのを防ぐ設計を施しています。
03
- ライフスタイル・暮らしを考えた
デザインでストレスフリーな家へ - 夏目デザインは20代の若い世代からアクティブなシニア世代まで、幅広いお客様にご愛顧いただいています。それゆえ、何よりもそれぞれの個性や趣味・嗜好に適った家づくりを大切にしています。生きがいを感じられ、落ち着いて長く居続けることができることはすなわち、蓄積しがちなストレスを発散させ、癒してくれる空間につながります。それぞれのライフスタイルをしっかり伺って、暮らしのサイクルに合う設計をご提案するため、夏目デザインでは『ヒアリング・シート』をご用意。暮らし方やご希望を組み入れた設計を実現いたします。