Construction results
事例紹介
「裸足で過ごせる平屋の暮らし」2LDK(LDK+和室二間続き)
平屋のメリットはなんと言っても生活のしやすさです。階段の上り下りもなくバリアフリーなフラット空間は広々として開放的。2階建てなら階段部分にあたるスペースも有効活用でき、5畳分ほどゆとりを持った設計にできます。広い土地が確保できるようでしたら平屋は断然おすすめです。
木が香る和モダン「梁を大胆にあしらったリビング」
リビングは開放的な高い天井。剥き出しの梁が印象的に目に飛び込みます。リビングを囲む三方に窓を設けているため採光は抜群。いつでも暖かい陽光が注ぎます。床の無垢の板張りは夏はひんやり涼しく、冬はじんわり温かい。裸足で生活したくなるそんな空間です。平屋の特性でもある「風どおり」も抜群。窓を開けておけば、自然と風が通り抜け、季節の音と香りを届けてくれます。
凝った建具と檜張りの廊下「通るだけで香る檜の芳香」
和室、玄関に続く廊下は檜張り。そこを通るだけで檜の良い香りが鼻腔をくすぐります。日本家屋の美点である凝った建具や、整列した格子の模様もデザイン採用し、ただの通り道ではなく、目で美しく、鼻にかぐわしい豊な廊下スペースに仕上げました。また、天井部には採光と換気のための天窓も装備しているので、吹き抜けの開放感と明るさを確保。様式美も機能も兼ね備えています。
木造住宅と土壁「通気・調湿・調温」
木造住宅は木を使用しているため鉄やコンクリートと違い呼吸をしている木は、夏の多湿時には湿気を吸い、冬の乾燥時には湿気を吐き出します。その時々で人が暮らすのに快適な環境を生み出してくれます。また木と同様に土壁には目には見えない細かい気泡があり、外の空気と中の空気を自然に入れ替えます。空気が循環しやすいため、蒸し暑さや、じめじめした空気を緩和し、心地よい空間にしてくれます。何より木と土壁のコントラストは美しいですよね。
二間続きの和室「多目的に使える美麗便利スペース」
二間続きの和室。必要な時だけ襖で仕切り目的に合わせて大きさを変えられるのが和室の特徴ですが、なんといっても畳の柔らかさ、温かさが暮らしにはとても便利です。すぐ寝転んだり、おもちゃを広げたりする子供の遊び場として最適なのはもちろん、取り込んだ洗濯物をフローリングに直に置くのは衛生面的にも気が引けるもの。またたたむ時も硬い床よりは断然畳の方が足に負担がかかりません。履き物を脱いで使用する和室は衛生的であり、かつ裸足でも使用できるよう温かさと柔らかさが昔から担保されているのです。
また、和室に欠かせない障子は外からの光を拡散させ柔らかい光へと変えてくれます。だからこそ和室は居心地が飛び抜けて良いのです。ちょっとうたた寝したり、運動したり、子供と過ごしたり、縁側でゆっくりしたり…和室は日本人に心地よい最適なスペースだと言えます。