2021.12.9

建築にかかわる仕事はなにも、建物を作るばかりではありません。

古くなって傷んでしまった建物、使う人が居なくなってしまった建物を取り壊して

新しく建て替えたり、その土地の使い方が変わっていく事もあるでしょう。

                    

空き家になってそのまま放置され、その土地が使われなくなってしまうのは

とても勿体ないし寂しいですね。

今日は少しノスタルジーで真面目な加藤です。(笑)

                    

                     

その土地に営みがあって、ずっと愛され続けていくため

その土地を再生していくためにも、建物の解体は重要。

それと建築屋としても解体工事はとても面白いです。

                  

壊すだけなのに楽しいのか?と思うかもしれません

しかし、営みが無くなって家財が無くなった状態での建物としての面白さ

壁や天井を剥してしまい見えなかった部分が現れた、構造の美しさは外の時にしか味わえません

工事前は、一見古く汚れてきた住まいですが

一つ一つ剥されていく事で建築の魅力を再発見できます!

                 

               

そんな現場を見ていると、本当に必要なものが何なのか

当たり前と思っていたものでも、不要なものは作らなくていいのではないか

そんな感覚が磨かれていくようながします。

                

これも、仕事を依頼をしてくださった方がいるおかげ

これからも日々の出会いに感謝して、たくさんの建築に関わっていきたい。

ではまた。