2021.7.14

 

 

マイホームを計画中、多くのご家族が経験するのがズバリ”金銭感覚の麻痺”です。笑

例えば、日常生活の中で5万円の買い物は、安易に決断することができない大きな買い物だと思うのですが、なぜかマイホームの打合せとなると、5万円の追加項目が食後に飲むドリンクよりもあっさり決断してしまいます。2000万円というお買い物において、5万円は0.25%という割合、一方で800円のランチに200円のコーヒーをつけるとなると、その割合が25%にもなってしまうので、割合的に考えると決して不思議なことではないんですけどね。

 

こんにちは。愛知県豊橋市にある工務店、夏目デザイン のふみちゃんこと松井瑠夏です。この金銭感覚麻痺を、まさに今!自ら経験しています・・・。

主人は私には甘く「買っちゃえ買っちゃえタイプ」(自分も欲しいもの買えるためにだと思います)なので自分でセーブをかけないと大変なことになりそう。笑

とはいえ、この相対思考は家に掛かる費用だけでなく、家に付随して掛かる費用にも同じように起こりうるので、家づくりをする際は、財布のヒモの強弱が大切になってきます。

 

 

✓大切で重要な資金計画

 

財布のヒモを締める為に、まずは資金計画から始めてもらいたのですが、間違えてはいけないのが、そのやり方です。資金計画では、最初に予算を設定します。家づくり全体の総予算を把握しないことには、土地や家や外構にそれぞれいったいどれだけの予算を掛けるべきなのかが具体的にわからないからです。

しかしながら、この順番を間違えてしまい、予算の振り分けができていない状態で先に土地を買ってしまったり、先に家のプランを作成してしまうと、予算を大幅にオーバーしてしまいがちです。そうなってしまうと、そのしわ寄せが、今後ずっと家族の負担になり続けてしまいます。

 

また、固定資産税や、火災保険の年数、電気やガス代金(オール電化住宅は電気代のみ)、将来的なメンテナンス費用など、家を建ててからの費用も考えて月々の住宅ローンの返済金額を設定することがとっても重要です。

資金計画をせずにマイホーム計画を進めるという事は、財布の中にいくら入っているかを確認しないまま買い物をしている状況ですので、しっかり資金の計画を組みましょうね。

 

 

✓家づくりの打ち合わせをしている時の注意点

 

冒頭でお伝えしたように日常では高いと感じる金額でも、間違いなく家づくりでは高いと感じにくくなってしまいます。その結果、「このくらいなら…」と、どんどん追加をしやすくなってしまうのですが、積み重ねれば大きな金額となります。その追加金額が自分たち家族の生活にとって負担になるかどうかの決断を十分にしたうえで、決めることも必要ですね。家(住宅ローン)が負担になってしまっては毎日が楽しくないですから。

 

また、マイホーム計画中、様々な会社の家を見に行くだけでなく、インターネットやSNSで検索すると思いますが、これらも予算が上がっていく大きな原因となります。基本的に生活感のない綺麗な状態の写真が多いですからね。

ですので、家づくりを始めていく上では、マイナスになる要素についても同時に考えられるようにしておいた方がいいかもしれません。絶対に叶えたいことが、50万円高くなるのであれば、優先順位が低いもので50万円削れないかを考える、という風に。

これが出来れば予算の調整がしやすくなり、最初に立てた予算計画から大きくブレることなく家づくりの完結を迎えられると思います。

 

 

ということで、金銭感覚が狂いやすい家づくりで大きな負担を背負ってしまうことにならないようにしていただきたいのですが、最後にひとつだけ重要なことをお伝えさせてください。

 

それは、万が一、金銭感覚が麻痺してしまい、追加追加と歯止めが効かなくなった場合に我に返らせてくれる住宅会社の人を見つけることも非常に大切な事ですのでお忘れなく。

 

夏目デザインでは、それぞれのご家族に応じたマイホーム計画のアドバイスをさせていただいております。マイホーム計画での不安やお悩み、疑問をお持ちのご家族は一度湊町の事務所にお越しください。きっと肩の力が抜けて楽になると思いますし、いっぱい笑って元気になってもらえると思いますので。

 

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