2021.10.21

吹き抜けのある住宅にあこがれをもっている人はたくさんいます。

この記事では、実際に吹き抜けを設けた場合、どのようなメリット・デメリットがあるのかを、お客様サポーターの加藤が解説していきます。

また、吹き抜けを設ける場合の注意点にも触れます。

理想的な住宅を建てるための情報として、ぜひ役立ててください。

          

まず吹き抜けとは?

上の階に床がなく、下と上の階がつながっている空間を、「吹き抜け」といいます。

下の階から見上げると、天井が高いのが大きな特徴です。

一戸建ての場合、玄関や階段だけではなく、リビングでもよくみられます。

吹き抜けの面積が狭くても、吹き抜けの取り入れ方次第で、デザイン性の高い住宅になります。

                    

                  

吹き抜けのメリットとは?

まずは吹き抜けのメリットを考えてみましょう。

・開放感のある空間ができる

・どこからでも家族の気配を感じられる

・1階に光を取り入れやすくなり、部屋の奥まで明るくできる

・空気が流れやすくなり、換気の効率が上がる

・おしゃれになる

                 

などでしょうか、とても魅力的ですよね!

では次にデメリット、注意点を考えてみましょう。

                       

                   

吹き抜けのデメリットと対策とは?

                 

・掃除などメンテナンスがし辛い

 窓やシーリングファンなどにはホコリも溜まりますので柄の長いモップなどで

 定期的にお掃除をしてあげる必要があります。

 また、照明などを高い位置に取り付けるといつか切れてしまった時には

 専門の業者さんに頼む必要があります。

 壁付けの照明などを使っておしゃれなライティングをしていくのもいいと思います。

                  

・音が広がりすぎてしまう。

 どこからでも家族の気配を感じられるのはメリットですが

 集中したい書斎や寝室など配置には注意が必要です。

 場合によっては、吸音効果のある仕上げ材を使用することで

 音の反響を軽減させることもできます。

             

・お隣さんから丸見えの可能性も?

 光をよく取り入れおしゃれにするために、ついつい大きく透明な吹き抜け窓を付けたくなってしまいますが

 図面では良くても実際に建ってみると、お隣さんから室内が丸見えになってしまうことも、、、

 窓の大きさや位置、ガラスの種類も事前にしっかりと確認しましょう。

               

・吹き抜けは寒くて光熱費がかかる?

 そう言われていたのは昔の話。

 今の住宅では断熱性能が上がり、機密性能も重視されることによって

 熱が逃げにくく室内の温度を保ちやすくなってきています。

 家全体で快適な温度を保てる性能があればむしろ

 効率よく1、2階の温度差を無くすことができ、家中どこでも快適に過ごせます。

               

・耐震性に不利?

 吹き抜けはいわば2階の床に大きな穴が開いているような状態です。

 耐震的にだけ考えれば、吹き抜けがあるよりない方が強いとは言えるでしょう。

 しかし、家全体のバランスや吹き抜けがあっても大丈夫なように計算していけば 十分な耐震性能を確保することは十分にできます。

                 

                   

今回はよく言われる吹き抜けのメリット、デメリットについてお話してみました。

                  

様々なデメリットもありますが、夏目デザインでは

それを一つずつクリアしておしゃれで快適な吹き抜け空間を作ることをおすすめしています。

今回お話ししきれていない、快適な吹き抜けの活用法、吹き抜けのある家の住み方を 是非一度聞きに来てください。

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